大相撲の事件

貴ノ岩暴行事件で日馬富士が引退した。哀れではあるが、この事でまるで被害者のようになってしまっている現状を憂える。

そもそも自分が激しい暴力をふるったことが悪いのに、反省するどころか、「貴ノ岩があの時素直に謝ってさえいればこんなことにはならなかった」などと責任転嫁する始末。

それでは怪我をした上、同胞のモンゴル人力士先輩との軋轢に苦悩する貴ノ岩はどうなってしまうのか。故郷モンゴルでは彼のことを、先輩を庇わず引責辞任させた悪者のようにされてしまうのではないか、と心配する。

当初、貴乃花親方が無言で通したことにも不信感はあった。

けれども今になってみると、モンゴル勢のこれまでの乱暴狼藉、礼節を弁えない言動などに天誅を下すために信念を貫いているのではないか、と思うようになってきた。現在、相撲協会で孤立し、世間でも悪者扱いされている親方だが、ぜひ頑張ってほしい、と考えが変化してきた。

モンゴル人力士はずっと以前から、よその部屋の力士に稽古をつけに行くと、わざとプロレス技を掛けたり、それにより骨折や捻挫をさせ、ライバルを裏で追い落とすようなまねをしていた現実がある。大相撲はスポーツであり、格闘技であり、一種の芸術領域でもあると思う。

親方たちは真摯に受け止め、変革をして行かなければならない。

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